2013年 02月 07日
私の体の基礎は大和水産でできているかもしれない。
宮古のお隣、山田町に大和水産さんという水産加工会社がある。
盛岡で言うなれば滝沢のような距離感。
すぐ隣で、市町村をまたぐ感じがしない。
大和水産さんの商品は色々あるが、当店のお客様には「煮干し」や「目刺し(頬刺)」で馴染み深いと思う。
その大和さんの煮干しを私は幼い頃から味噌汁は勿論のこと、売り物の煮干し箱からつまみ食いで頂いてきた。
噛めば噛むほどイイ塩梅のイワシの味が滲み出して、某スナック菓子ではないが「やめられない止まらない」のだ。
気付けば、イイ年の大人になった今でも、煮干し箱の底に落ちた型崩れをチョイと頂くのが楽しみであり「魚屋に生まれた特権だなぁ」などと悦に入るのだ。
そしてまた大和さんの美味い商品に目刺(頬刺)がある。
震災前、あれほど食べた目刺も、今となっては入手困難な商品。
その大和さんの目刺(頬刺)が久しぶりに本日入荷。
母は待ってましたとばかりに、早速ちゃんと店にお金を払いお買い上げ。
子供の頃から当たり前のように食べていた大和さんの商品が、きっと私の骨を味覚を育ててくれたに違いない。
そう感じながら大和さんの目刺しを並べるのであった。
by shimaka-info
| 2013-02-07 16:41
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